東京とモスクワが協力覚書に調印

 モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長と東京都の舛添要一知事は東京都庁で22日、2016~2018年行政間相互理解・協力に関する覚書に調印した。タス通信がこれを伝えている。

 両首都は覚書にもとづき、都市開発・計画、スポーツおよびスポーツ・インフラ整備、家庭ごみリサイクルなどの分野で協力、交流していく。また、パートナーシップの発展を継続することでも合意した。

 ソビャニン市長は2日間の東京滞在で、東京都の施設、特に道路交通管理センターの作業を視察。モスクワの交通渋滞の問題はかなり深刻であり、ソビャニン市長はすでに何年も積極的な是正活動に取り組んでいる。そのため、日本の成功実績は、興味深いに違いない。

 舛添知事はタス通信の取材に対し、モスクワとの友好協力関係を発展させること、関係を新たな分野まで広げることなどを会談で決めていく意向を示していた。

 日本との協力の礎は、従来からモスクワと東京のパートナーシップである。その始まりは1991年7月16日に調印された、友好共同宣言(姉妹友好都市提携)。これは年次交換プログラム協定を締結することを提案している。プログラムには、小中高校の交流、東京都が定期的に主催する児童絵画展への参加、東京への大学院生派遣、友好試合への選手の参加、合意されたテーマにもとづく専門家グループの交流が含まれている。

 

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