「北方領土に関する話し合いは厳しいものになると思うが、平和条約締結交渉再開の鍵を見出せると期待している」。岸田外相はこう強調した。「また、これがプーチン大統領訪日に向けての次のステップにもなると期待する」
これに先立って19日、日本外務省の職員はタス通信に、岸田外相はモスクワでラブロフ外相と、南クリル(北方領土)、ウクライナを含む広範な問題について話し合う意向だと伝えた。
「岸田外相は21日に、ラブロフ外相と会談する予定で、北方領土を含めた、広範な二国間問題、およびウクライナ紛争などの国際問題について話し合いたいと希望している。翌22日にはモスクワで、イーゴリ・シュワロフ第一副首相が参加して、日露貿易経済政府間委員会が行われる」
一方、18日にロシア外務省は、以下の声明を発表していた。「9月20~22日に、岸田外相は、ロシアを実務訪問し、そのなかでラブロフ外相と会談し、岸田外相が共同議長を務める第11回日露貿易経済政府間委員会に参加する予定だ」
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