ロシアで13日、統一地方選が行われた。クリミアの住民投票の監視団を務めた日本の政治団体「一水会」の木村三浩代表は、クリミアの投票がオープンで民主的に行われていたと語った。
「選挙違反は一切見られない。クリミアの選挙には日本よりも透明で民主的な部分さえあると思う」と、木村代表は投票所の一ヶ所を訪問した際、記者団に述べた。
世界がクリミアの住民投票や他の選挙を認めないのは、大きな間違いだという。「強要のない意志表示が行われる自由選挙が国際社会に認められないというのは、大きな間違い。これはクリミアの人やこの半島のすべての住民に対して失礼」と木村代表。
クリミアでは、クリミア共和国国家議会のシンフェロポリ地区とケルチ市の議員2人、またジャンコイ市、サキ市、フェオドシヤ氏、ベロゴルスク市の市議会議員6人の追加的小選挙区選が行われた。
クリミアの統一地方選では87ヶ所の投票所が設けられ、8時から20時まで投票が行われた。
木村代表がクリミアを訪れたのはこれで4回目。一水会のメンバーは昨年9月の議会選挙で、すでに民間監視員として参加している。
一水会は日本の右派政治団体。有名な作家である三島由紀夫の追随者によって、1972年に創設された。一水会と木村代表は、日本の外交政策のアメリカからの独立、国連の改革を訴えている。
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