カムチャッカ地方知事、東方経済フォーラムは極東に新たな民間投資魅力を開く

  カムチャッカ地方のウラジーミル・イリューヒン臨時知事代行は東方経済フォーラムを目前に控えてラジオ「スプートニク」からのインタビューに答え、優先発展区域(TOR)「カムチャッカ」プロジェクトについて、またなぜカムチャッカ地方が発展する北海航路の拠点となりうるかについて、次のように語った。

 「TOR『カムチャッカ』はユニークなプロジェクトだ。我々はTOR『カムチャッカ』に港湾産業、観光レクリエーションという2つの特質を与えようと決めた。

 TORの投資フィールドは領域的には8箇所。それらはペトロパヴロフスク=カムチャツカとエリゾフスクの都市集積にあるが、カムチャッカ地方にとって最も興味深く、重要なプロジェクトはもちろん、港湾および空港に関するものだ。」

 「ペトロパヴロフスク・カムチャッカ港の近代化の枠内ではその貨物流通量を年間最大800万トンにまで増やすことが計画されているほか、ハーバー、海の駅などのインフラを新たに建設することで観光クルージングの発展が見込まれている。このプロジェクトの実現で将来、コンテナー港・ハブの建設が見込まれているが、これは北海航路の輸送用のコンテナーを集荷、区分けを行なうためのものだ。」

 イリューヒン知事は北海航路を貨物輸送に使うことで、例えばカムチャッカからサンクト・ペテルブルグまでかかる日数を従来より20日も短縮できると語っている。

 「北海航路を主たるロジスティックス動脈として使うというのは時間の問題だ。しかも北極大陸棚の開拓も積極的に進められている。我々はまさにペトロパヴロフスク・カムチャッツキーこそが北海航路の拠点となるべくだと考えている。」

 これらのプロジェクトは他と合わせて、東方経済フォーラムで紹介される。イリューヒン知事は「東方経済フォーラムは極東地域へ民間投資を招く上で新たな将来性を開くと確信している。

 こうしたオープンで建設的な対話によってアジア太平洋地域諸国とロシアの極東構成体の間の協力は抜本的に新たなレベルに押し上げられると思う」と語っている。 東方経済フォーラムは9月3日から5日、ウラジオストクで開催される。

Sputnik日本より転載