この行事の参加者は、佐々木禎子さんが折り切れなかった356羽の鶴を折り、日本に送る。全ロシア公共環境運動「グリーン・ロシア」のエレーナ・マスロワ理事室長がこれを「ロシア通信プリマメディア」に伝えた。
この行事は、ロシア連邦大統領府および沿海地方政府の後援で行われる。
広島市で被爆した禎子さんは、1000羽の鶴を折ろうとしていたが、644羽を折り終えた1955年、白血病で短い生涯を閉じたという(鶴の数については諸説ある)。原爆投下後10年目だった。残りの356羽をロシア沿海地方の住民が折る。行事の参加者はロウソクを持って、禎子さんが折った鶴の数と同じ644歩行進する。その後、鶴を日本に送る。
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