コジェミャコ知事代行は、「我々は、私たちの隣国である日本に対して、連邦目的プログラム内の共同プロジェクトへの参加を積極的に提案してゆく。もし日本側にその意思がない場合には、クリル諸島のポテンシャルの活用に韓国やその他の国が参加することを検討するだろう」と語った。
コジェミャコ知事代行は、7月23日にロシア政府が承認した新たな連邦目的プログラム「クリル」の予算は、およそ700億ルーブルで、そのうちの280億ルーブルは連邦予算から拠出されると指摘した。
クリル諸島では、2016年から2025年の間に、12万3000平方メートル分の住宅と、病院、学校、幼稚園、スポーツ広場など17施設が建設され、100キロ以上の道路が補修あるいはアスファルト舗装される予定。
コジェミャコ知事代行は、「クリル諸島が自給自足するために」、クリル諸島の人口の多い場所に小型の温室、農場、養豚場をつくる必要があると指摘した。またクリル諸島では、養殖場の建設が進められているほか海面栽培や金採掘、また温泉治療の複合施設や火山の斜面で行うスキーなどを含めた観光の開発が行われる予定。
*「Sputnik日本」より転載
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