ロシア国防次官 米国による新型核爆弾の実験は挑発行為

ロシア国防省は、米国が、欧州に配備されたNATO軍機から核爆弾を投下するための実験を行った可能性を除外していない。

 13日、ロシア国防省のアナトリイ・アントノフ次官は記者団に、次のように述べたー

  「核兵器を運ぶ戦闘爆撃機としてF-15Eが使用されたという事実が、行われた実験の特徴である。この事は、実験が、欧州に配備されたNATOの戦闘爆撃機から新型核爆弾В61-12を投下するための訓練ではないかと推測する根拠になっている。」

 アントーノフ次官によれば「米国の核実験は、無責任なもので、警報を送り「あからさまな挑発的性格を有している」との事だ。

 アントーノフ次官は「現在の状況下におけるこうした米国側の行動は、明らかに挑発的性格を持っており、完全な核軍縮を目指すとする米政府の声明に逆行している」と指摘している。


*「Sputnik日本」より転載 

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる