日露沿岸警備隊の合同演習が22日開始

ロシア連邦保安庁沿海地方国境警備局と日本海上保安庁海上保安本部の合同演習が22日、サハリン島南部のアニワ湾で行われる。国境警備局がこれを伝えている。

 7月21日から24日まで、サハリンのコルサコフ港には巡視船「えちご」が入港し、停泊する。ロシア側から参加するのは国境巡視船「パリヤ」と「825」、国境監視艇「ユジノ・サハリンスク」、国境巡視ボート、連邦保安庁のヘリコプター。

 「双方は違反船を拿捕する際の活動、遭難している船の救援、海上での人命救助などの演習を行う」と国境警備局広報課が伝えている。

 合同演習を指導するのは、ロシア連邦保安庁サハリン州国境警備局の局長であるセルゲイ・クドリャショフ中将と、日本海上保安庁第1管区海上保安本部の坂野公治本部長。

 演習後、コルサコフ港に停泊する両国の船を、地元の住民などが訪問できる。

 

記事全文(露語)

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