ロシアの外交官 日本にあるゾルゲの墓に献花

ソ連のスパイ、リヒャルト・ゾルゲが、1944年11月7日に巣鴨拘置所で処刑されてから70周年となる7日、 多磨霊園にあるゾルゲの墓の近くで追悼式が執り行われた。

 アファナシエフ駐日ロシア大使や大使館の上級外交官、ゾルゲ記念ロシア大使館附属学校の生徒たちが、花を手向けた。

 日本では11月、ゾルゲ没後70周年を記念したシンポジウムや会議が開かれている。名古屋市にある愛知大学では、 大規模なワークショップが開かれた。 

 11月8日には、東京にある明治大学で、 日ロ歴史研究センター主催による、「ゾルゲ・尾崎処刑70周年: 新たな真実」と題する国際シンポジウムが開かれる。 シンポジウムには、日本、ロシア、中国、 その他の国から専門家たちが参加する見込み。

 ドイツの共産主義者リヒャルト・ゾルゲは、 ソ連の軍事諜報機関の任務を受けて、1933年に来日した。 ナチス・ドイツによるソ連攻撃の予定日を最初に報告したのは、 ゾルゲだった。また、ゾルゲによる、「日本は1941年に対ソ戦争を行わない」という報告も、大きな価値を持った。 歴史家たちは、 これがモスクワの戦いにおける勝利に大きく貢献したとの見方を表している。

 ゾルゲは1941年10月18日に逮捕され、 死刑判決が言い渡され、絞首刑に処された。

 死後の1964年、ゾルゲにソ連英雄の称号が授与された。

 

*「ロシアの声」より転載