今年6月、著作権の侵害を訴えるロシアのアニメスタジオ「ソユズムリトフィルム」の要請で、日本版チェブラーシカの配給契約が無効になっていたことが分かった。しかし、報道によれば、チェブラーシカの生みの親、作家のエドゥアルド・ウスペンスキイ氏は、同スタジオと意見を異にしていた。そこへウラジーミル・メジンスキイ文化相が動き、この件のイニシアチブを一手に握った。配給契約が再び結ばれる運びとなった。
2003年、SPインターナショナル社が、20年間にわたり日本でチェブラーシカ映画を公開する権利をソユズムリトフィルムより取得。のち、日本版チェブラーシカとして、「チェブラーシカとサーカス」「チェブラーシカ、動物園へ行く」「シャパクリャクの相談所」が制作された。
*「ロシアの声」より転載
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