日本版チェブラーシカ、ロシア公開

伝説的ソビエトアニメ作品を日本のアニメーターらがリメイクした「チェブラーシカ」(中村誠監督)が木曜、ロシアで公開される。

 今年6月、著作権の侵害を訴えるロシアのアニメスタジオ「ソユズムリトフィルム」の要請で、日本版チェブラーシカの配給契約が無効になっていたことが分かった。しかし、報道によれば、チェブラーシカの生みの親、作家のエドゥアルド・ウスペンスキイ氏は、同スタジオと意見を異にしていた。そこへウラジーミル・メジンスキイ文化相が動き、この件のイニシアチブを一手に握った。配給契約が再び結ばれる運びとなった。

 2003年、SPインターナショナル社が、20年間にわたり日本でチェブラーシカ映画を公開する権利をソユズムリトフィルムより取得。のち、日本版チェブラーシカとして、「チェブラーシカとサーカス」「チェブラーシカ、動物園へ行く」「シャパクリャクの相談所」が制作された。

 

*「ロシアの声」より転載 

もっと読む: チェブラーシカ公開に「待った」 >>>

https://cdni.rbth.com/rbthmedia/images/web/br-rbth/images/2014-04/extra/56.jpg

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる