「日本とは政府間レベルで絶えず協力関係が続いているが、日本は、ロシアからのLNG(液化天然ガス)輸入量の増加に関心をもっており、倍増する用意がある。我々としても、少なくとも倍増する計画を立てる意向だ。日本側は会談の度に関心を示している」。こうテクスレル次官は述べた。
現在のところ、ロシアから日本へのLNG輸出量は、約800万トンで、これはロシアのLNG生産量全体の80%に当たる。
天然ガス全般について言えば、エネルギー省は、2020年までに見込まれる生産量8000億㎥のうち、40~60%を環太平洋地域に輸出する予定。
「ついにLNGのグローバルな市場の形成が始まろうとしている。それは5年後には、ガス市場全体の最大4割を占めると期待している。将来的には新ガス田の開発も必要になるだろう」。パーヴェル・ザヴァリヌイ・ロシアガス協会会長はこう指摘した。
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