日本の代表団には、金属加工、貿易、自動車部品製造、電気製品、製紙などの分野の中小企業の幹部が含まれており、露日両地域間の経済協力の可能性について話し合った。
「露日双方の意見では、最も有望な分野は、日本の自動車部品製造業のハバロフスク地方への誘致と、製材されたものを含む材木の対日輸出再開である」と、同地方政府の公式サイトには記されている。
同地方政府第一副首相(経済問題担当)のアレクサンドル・レヴィンタリ氏は、同地方が日本との経済協力の発展、投資の呼び込み、合弁企業設立などに関心を抱いていると述べた。
「ハバロフスク地方は、農業企業を共同で発展させていくことのほか、ハバロフスク空港の大規模な改修工事への参加、また「開発推進区」(TOR)で自分のポテンシャルを実現することを日本側に提案する用意がある。ハイテク技術の交換で協力することも我々には極めてアクチュアルで、それはとくに木材、金属加工の分野で言える」。レヴィンタリ第一副首相はこう述べたと伝えられている。
現在のところ、ロシア極東には自動車部品製造工場はなく、自動車の組み立ては、製品から行われている。
*記事全文(露語)
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