モスクワ南東部での民族主義者行進 約30人拘束

民族主義者や右翼団体による示威行動「ルースキイ・マルシ(ロシア行進)」が、モスクワのリュブリノ地区で終わった。タス通信がモスクワ警察報道部の発表として伝えたところでは、現在リュブリノでは,千人弱の人々を集めコンサートが催されている。なお行進そのものには、約8千人が参加した。

 モスクワ市警察は「マスクの着用、軽微な社会秩序紊乱、ナチスのスローガン連呼、鍵十字など禁止されたシンボルの使用といった罪で、およそ30人が拘束された」と伝える一方「行進の際も、公共秩序は保たれた」と強調した。

 「ルースキイ・マルシ」は、ロシアの民族主義組織や運動体の支持者らがロシア及びCIS諸国の様々な都市で毎年行う示威行進で、それに伴う数々の行事が11月4日の国民統一の日にあわせ実施されている。

 

「ロシアの声」より転載

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