スマイリーの考案者はナボコフだった

世界中が本日9月19日、スマイリー(ニコちゃんマーク)の誕生日を祝っている。だがこのマークを最初に使うことを提案したのが、長編小説「ロリータ」で有名な作家のウラジーミル・ナボコフであることは、あまり知られていない。

 ナボコフは1969年、感情を図で表現するために、特別な記号のマークをつくってはどうかとインタビューで述べた。「笑顔を意味する活版のマークをつくる必要があるのではないかと、よく考える。鉤形や上向きになったカッコなど。あなたがたの質問に答える時に使えるような」。

 ただし、さまざまな感情を示す記号の組み合わせが世界で初めて使われたのは、1982年9月19日のこと。カーネギーメロン大学の電子掲示板のメッセージにスマイリーが現れた。

 この歴史的な事実を公表したのは、マイクロソフト・システムズとネットワーキング・リサーチ・グループの従業員だ。このマークを探すため、半年間に渡ってコンピューターの”考古学的発掘活動”を行った。

 最初にスマイリー(コロン、ハイフン、閉じカッコ)を使ったのは、カーネギーメロン大学のスコット・ファールマン教授。ユーモアのある人物で、同僚への電子文章に息吹を与えようとした。

 それでも考案者がナボコフであることに変わりはない。