ラブロフ外相 「北朝鮮問題を北東アジアへの戦力展開の口実としてはならない」

ラブロフ外相と国連のパン・ギムン事務総長の会談が終了した。会談後の記者会見で外相は、「北朝鮮の行為に対しては、均衡的な返報を与えねばならない。これを地域における戦力の増強の口実にしてはならない」と述べた。

 外相は次のように語った:「北朝鮮が国連安保理決議に背く振る舞いに出ることは容認できない。既に5度目となる安保理決議が全会一致で採択された。この決議は北朝鮮の行為に均衡するものとなった」

   「均衡的でない返報は、朝鮮半島およびその周辺の緊張を加熱させるのみである。これは避けなければならない」

   「北朝鮮の振る舞いを口実にして、ただでさえ複雑なこの地域の周辺に戦力を展開するようなことは、あってはならない」

 

(「ロシアの声」より転載)

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