露日首脳会談後 9文書に調印

今日4月29日に行われた露日首脳会談の後、9つの文書が調印された。ロシア政府系金融機関と国際協力銀行(JBIC)との間で「露日投資プラットホーム」を創設し、日本企業の進出を支援することや、露日双方での文化センターの設置などが決まった。

 9つの文書には次のようなものが含まれている。

1.  露日双方での文化センターの設置、

2.  ロシア連邦運輸省と国土交通省間の、交通の分野における協力に関する覚書、

3.  露産業・エネルギー省と経済産業省間の、エネルギー分野での協力に関する覚書、

4.  マネーロンダリング(資金洗浄)対策での協力に関する覚書

 

 また、経済協定も調印された。そのなかには―

1.  露国営石油会社「ロスネフチ」と三井物産の協力に関する覚書、

2.  露政府系金融機関である「ロシア開発対外経済銀行 (VEB)」と国際協力銀行(JBIC)との間での、「露日投資プラットホーム」創設に関する覚書、

その他が含まれている。

 

 さらに、地域間の協力としては、アムール州政府と北海道銀行が覚書を交わし、ロシア極東の農地での穀物栽培で協力する。
 

 

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