「マルス3号」は1971年5月29日に打ち上げられ、12月2日に火星に軟着陸した。これはソビエトの火星計画のなかで唯一最初のことだった。その後、探査機は情報を発信し始めたものの、14.5秒後に通信が途絶えてしまった。専門家らによれば、これは静電気によるものだったという。
ピクセルあたり約25センチの解像度の写真では、広げられたポールと着陸用エンジン、ブレーキ錘、パラシュート、そして約1.5メートルの探査機がよく見える。NASAは、細部にいたるまで「マルス3号」に似ているものの、他の説明もあり得るとしている。
(「ロシアの声」より転載)
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