プーチン大統領 カザンのユニバーシアード 準備状況に満足

ウラジーミル・プーチン大統領は、7月6日から17日にかけて行われる第27回世界夏季ユニバーシアードに向けたカザンの仕上がり具合に太鼓判を押した。大統領は建設が進められているサッカー場「カザン・アリーナ」、水泳種目宮殿、体操センター、テニス・アカデミー、ユニバーシアード村を視察し、満足感を示した。

 29のスポーツ施設のうち27が既に稼動している。しかし、4万5000人の収容を見込む巨大なユリの形をしたスタジアム(高さ50m、ガラス・コンクリート造り)はなお建設中だ。現地のインターネット・フォーラムでは、地区の労働者はおろか教員さえも動員した建設作業に、地元の力の全てが投じられた、として、市民らの不平の声も上がっている。

 大統領の視察後、大統領府文化スポーツ発展評議会の会議も行われた。ウラジーミル・プーチン大統領は、2018年まで、ロシア領内で開催される大会に出場する外国人スポーツマン全てが、ビザなしでロシアに出入国できる、と語った。

 

(「ロシアの声」より転載)

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