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伝統ソビエト料理に数えることのできる唯一のマカロニ料理は「マカロニ・ポ・フロツキ」だ。
茹でたマカロニに炒めた挽肉とタマネギを混ぜたものである。ソースもなければ(ケチャップなど好みで付け加えることはできる)塩胡椒以外の特別な香辛料も使わない。世故に長けた船乗りたちのための、歯ごたえのあるマカロニだ。
マカロニ、挽肉とタマネギというとても入手しやすい材料で作るこの料理は、時間がなかったり手元に豊富な材料がない時の「非常用の食事」としてもってこいだ。
この料理は18世紀のロシアで人気になった。イタリア人のコックから伝わったレシピは、簡単、速い、安い、長持ちする材料だけで作れる、といった海軍のニーズを満たすように改良された。肉はシチューにした缶詰肉のトゥシェンカを代用することも可能だ。第二次世界大戦後の貧困時代に、この料理はソ連の人々の間で人気になった。
挽肉 - 300 g マカロニ - 300 g タマネギ - 1個 塩胡椒 |
4ステップでできる完璧な海軍風ディナー:
1) タマネギを切る
2) 肉を挽肉にする
3) 熱湯に入れてマカロニを茹でる
4) 肉と一緒にタマネギを炒め、最後にマカロニを加える。これでできあがり!質素だがコクのある味で、挽肉とマカロニを使うのにもってこいの料理だ。そのうえボロネーズよりも作るのが簡単だ。