ロシア経済界はアジア太平洋への転向を確認

経済制裁や地域全体の地政学的緊張は、いかにロシアの経済に影響するのだろうか。サンクトペテルブルク国際経済フォーラムでは、このテーマについての話し合いが非公式に、活発に行われた。ロシアNOWは、ロシアの大手企業幹部に「戦略に変化はあるか」聞いた。

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 KamAzは、ロシア最大の自動車会社。世界の大型トラック・メーカーの中で16位に位置する。これ以外に現在はバス、トラクター、コンバイン、発電ユニット、ミニ火力発電機、部品などを製造している。昨年の売上高は34億ドル(約3400億円)、純利益は1億3600万ドル(約136億円)。49.9%の株式を国営企業が保有している。

  極東海運(FESCO)は、ロシアの大手民間輸送企業グループ。港、鉄道、統合物流、海運分野に資産を持つ。ロシアの実業家ジヤヴジン・マゴメドフが経営している「スンマ」グループが、支配株式(56%)を保有している。他の株主はスウェーデンの投資基金「イースト・キャピタル」(7.15%)、欧州復興開発銀行(3.76%)。昨年の売上高は11億ドル(約1100億円)、純利益は1500万ドル(約15億円)。

 ソガスは、ロシアの大手保険会社。体系構成企業(分野重要企業)に分類されている。総保険料収入によって、ロシアでは2位の安定した地位にある。医療、生命、農業、産業プロジェクトなど、保険全般を扱っている。