ロシア、中国、カザフスタン、ベラルーシで、第3回「国際軍事ゲーム」が同時開催された。さわやかな朝に匂う火薬とディーゼルが好きな人はけっこういるのではないだろうか?それを目撃した数千人の一般市民、そしてゲームに参加した計28カ国の兵士については、言うまでもない。
セルゲイ・ボビレフ/タス通信先週土曜日、8月12日に、オリンピックスタイルの「戦場」での激しい戦いが終わった。
アレクセイ・マルガヴコ/ロシア通信CIS諸国、中国、アフリカから参加した軍隊は、水上、空中、地上の様々な舞台、分野で激突した。
ユーリイ・スミチュク/タス通信例年通り、一番の目玉は、「戦車バイアスロン」だった。
APスキーのバイアロンは、選手が丘を越え、ライフルで的を撃つものだが、それと何となく似ている。ただ、戦車と大型のカノン砲が、トラックからヘリコプターにいたる目標物(もちろん無人)狙うだけだ。
ユーリイ・スミチュク/タス通信全てのチームが、ロシアのT-72B3戦車を使用したが、中国は、昨年同様、最新の96A戦車を使用。
Reuters戦車だけでなく、航空機もゲームに参加した。各国のパイロットのチームが爆弾を積んだ戦闘機を飛ばし、フィールドに隠れている「悪者」を除去する。
AP今年は、ゲームの一つが、中国で開催された。その間、各国は、ゲーム「スヴォーロフの猛攻」(アレクサンドル・スヴォーロフは、18世紀ロシアの生涯無敗の名将)に歩兵部隊を動員し、地上での戦闘能力をテストした。
セルゲイ・オルロフ/タス通信ロシア国防省のスポークスマンはロシアNOWに対して、このイベントは、参加した兵士の射撃能力だけでなく、未知の領域をうまく通過する能力も問われるため、最も難しいと考えられていると言った。
アレクサンドル・クリャーゼフ/ロシア通信「これらの兵士は完全な装備を身に付けており、20kgのパックを背負っていた。これに加えて、雨天でも炎天下でも、彼らが直面するあらゆる気象条件のもとで、10キロを踏破しなければならなかった」。ロシア国防省のスポークスマンはこう語った。
セルゲイ・ボビレフ/タス通信しかし、彼らだけが過酷な自然条件に直面したわけではない。海もまた、人間を容赦しない。軍のダイバーもまた、このことをよく知っている。
Reutersトーナメント「深さ」で、ダイバーは何人もの「溺れた」人を救わなければならなかったが、全員が首尾よく陸に引き上げられた。だから、すべての参加国が海軍の紋章を改めて誇りに感じることができた。
Reuters今年はロシア国防省が大喜びだった。ロシアの兵士が最も多くの金メダルを獲得したから。2位は中国、3位はカザフスタンだった。
Reuters別の公式のロシア国防省のスポークスマンがロシアNOWに語ったところでは、年ごとに参加者と参加チームの数が増えると見込まれているという。ロシア国防省は、NATO(北大西洋条約機構)加盟諸国にもゲームに参加するよう呼びかけたが、残念ながら、いくつかの問題をうまく解決することができなかった。もしかすると、来年実現するかも。
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