今も働き続けるバイコヌール宇宙基地

 世界初の人工衛星となったスプートニク1号は、1957年10月4日にバイコヌールから打ち上げられた。

 世界初の人工衛星となったスプートニク1号は、1957年10月4日にバイコヌールから打ち上げられた。

Reuters
 神聖な土地に建てられたと考えられているバイコヌールは1955年6月2日に建設された世界最大の宇宙基地で、今年で創立62周年を迎える。これまでに、歴史に残る数々の最も有名なロケットや衛星がここから打ち上げられた。あのユーリ・ガガーリンとワレンチナ・テレシコワが偉大な宇宙への旅に向かったのも、この宇宙基地からであった。
 運用中の宇宙基地としては世界初で最大規模を誇るバイコヌール宇宙基地は、カザフスタン南部の砂漠の大草原に位置している。 同基地が創立されたのは1955年6月2日のことだ。
 ロシアは2050年まで継続する予定の合意に基づき、この宇宙基地をリースするのに年間1億1500万ドルを支払っている。
 古代の遊牧民は、将来の宇宙基地が建てられるこの地域を神聖な土地とみなしており、「地球の臍」と呼んでいた。
 この宇宙基地の建設中には古代文明の遺物が見つかった。宇宙船設計を指揮するセルゲイ・コロリョフは、これを良い兆候だとみなした。
 この宇宙基地は、世界初の大陸間弾道ミサイル「R-7」の試験場として、1955年6月2日に建設された。
 ユーリ・ガガーリンは、1961年4月12日にこの宇宙基地の発射台から打ち上げられた宇宙ミッションに従事し、初の有人宇宙飛行を成し遂げた。
 ソ連の宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワは、1963年6月16日にボストーク6号に搭乗し、女性初の宇宙飛行を行った。
 半世紀に満たない期間に、バイコヌールからはさまざまな目的で、1500以上の宇宙船と100以上の大陸間弾道ミサイルが打ち上げ・発射された。
 ロシアはバイコヌールを、極東ロシアに現在建設中のボストチヌイ宇宙基地に置き換える予定だ。