本人は動画投稿サイト「ユーチューブ」でチャンネルを開設してビデオブロガーになることを夢見ており、モデルにもなりたがっている。だがこれは今のところ、本人の楽しみにすぎない。
ヴァジム・ルフォフナリヤナさんはアルビノの少女だ。真っ白な髪の毛、陶磁器のような肌、青色にも紫色にも見える瞳。サハ共和国の住民の大半は褐色の髪と瞳を持っているため、非典型的な外見である。
ヴァジム・ルフォフ人気が出たのは、地元の写真家ヴァジム・ルフォフさんがナリヤナさんの写真を撮影し、交流サイト(SNS)に投稿した後。
ヴァジム・ルフォフルフォフさんは画像投稿サイト「インスタグラム」で、偶然ナリヤナさんを見つけた。ナリヤナさんの親がナリヤナさんのアカウントを本人の頼みで開設したばかりのことだった。
ヴァジム・ルフォフナリヤナさんはルフォフさんの撮影に喜んで応じた。写真に写ったり、注目を浴びたりするのが好きな、とても活発な少女だ。
ヴァジム・ルフォフ「自分の目で実際に見た人の中でも特別な存在。ナリヤナとの仕事はとても簡単だった。どう立ってとか、どこを見てとか、指示する必要もない。自らちゃんとポーズする」とルフォフさん。
ヴァジム・ルフォフナリヤナさんにこれほど関心が集まるとは、親もルフォフさんも予想していなかった。今はモデル事務所や写真家からのオファーが多数きている。
ヴァジム・ルフォフだが、仕事を始めるにはまだ幼過ぎる、と親は考えた。「余計な負担をかけたくない。普通の子ども時代がこのまま長く続いてほしい。仕事を始めたら、大人になるのが早まってしまう」と母親。
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