鉛筆の芯の微細彫刻10選

 ロシアの芸術家が鉛筆の芯に細かな彫刻を施した。サラヴァト・フィダイ氏はロシア連邦バシコルトスタン共和国ウファ市に暮らす。絵を描くだけでなく、小さな彫刻の材料として、鉛筆を使う。

 ロシアの芸術家が鉛筆の芯に細かな彫刻を施した。サラヴァト・フィダイ氏はロシア連邦バシコルトスタン共和国ウファ市に暮らす。絵を描くだけでなく、小さな彫刻の材料として、鉛筆を使う。

サラヴァト・フィダイ
ロシアの芸術家が鉛筆の芯に細かな彫刻を施した。
 平均的な作品の作業に要する時間は6~12時間。複雑な作品になると、2~3日かかる。「目を休めるために休憩をとるが、時にそれは数日続く」
 「マッチ箱にゴッホのミニ肖像画を描くことから始めた。その後、カボチャやヒマワリの種、米粒にいろいろな国の小さな絵を描くようになった。今年初めに黒鉛で実験を始めて登場したのが、微細彫刻」とフィダイ氏。
 「職場から解雇されて絵画を始めた。両親はプロの芸術家で、芸術学校の教師をしている。両親は私にいろいろ教え、なんというか、バトンを手渡した。子供時代、私はたくさんの絵を描いていた。学校でチョークを彫って、最初の微細彫刻をつくった」
 「アイデアはたくさんあるけど、もろい黒鉛を使ってつくれるものは限られている。インスピレーションが迷走することもある」。フィダイ氏と作品についての詳細はこちら。
 「『エッツィー』で作品を売っている。多くの収益がもたらされることはないが、ファンと上客がいる。その一部はコレクター。ほとんどがアメリカの人だけど、ヨーロッパ、東アジア、オーストラリアの人もいる。ロシア国内ではそれほど注目されていない」
 「今は彫刻が私の主な職業で、生活費を稼いでいる。事務職を25年続けてうんざりしたから、芸術に身を投じ、自分の可能性を発揮することにした。今は他の人に何かを語れる時、どうやってやるかを教える時だと思う」
 「なんでこんな珍しい趣味を持ったかって?芸術作品をつくり始めて久しいけど、常に実験がもとになっていた。2000年代は写真が好きだったけど、去年、ミニチュア・フィギュアを始めた」
 フィダイ氏は営業秘密を一部ロシアNOWに明かしてくれた。「クラフトナイフと虫眼鏡を使っている。すごく細かな作業では顕微鏡を使うこともある」
 「どうやってイメージを選ぶかって?良い音楽、優れた映画、夢など、さまざまな要因で変わる。カスタムメイドだったり、インスタグラムのフォロワーのアドバイスだったりすることもある」