ロシアの典型的な絵葉書の風景をとらえたいのなら、「生神女庇護聖堂」は欠かせない。ゆっくりと腰かけて、リラックスして、楽しもう!
Lori/Legion Media石造りの教会が初めて東スラヴ人によって建設されたのは、1000年以上前のこと。「什一聖堂」は996年5月12日、キエフ・ルーシの首都で現代ロシアの発祥の地、キエフに建設された。壮大なビザンチン様式の教会は、12世紀のモンゴルの侵略により、後世には残らなかった。19世紀に教会は再建されたが、1935年にボリシェヴィキによって再び破壊された。//再建された什一聖堂、19世紀撮影
Wikipedia.orgその後の教会の一部は幸運にも残っている。ノヴゴロド(モスクワの北西600キロ)の「聖ソフィヤ大聖堂」は、激動の歴史の波に飲み込まれることなく、1000年経過した現在でも優美に見える。
Lori/Legion Mediaノヴゴロドにはさらに、クロスドーム型建築の宝がある。1122年ごろ建設された「生神女誕生大聖堂」は、最も古く貴重な建築例の一つである。
Lori/Legion Mediaノヴゴロドに行くことができたら、主な目的スポットの一つは「聖ニコラ大聖堂」になる。中世を体感できる場所。ロリ/レギオン・メディア
Lori/Legion Media比類なき12世紀のフレスコ画は特別な魅力。
Lori/Legion Mediaノヴゴロドから数キロ離れた場所にある「ネレディツァの救世主教会」は、それほど幸運だったわけでもない。美しい壁画や天井画は第二次世界大戦の激しい戦闘の中、破壊された。
Lori/Legion Mediaモスクワに行くなら、ウラジーミル州(モスクワの東200キロ)の観光日程を数日組んでおいてはいかがだろうか。「聖ボリス・グレブ教会」のような中世の傑作を見ることができる。モスクワの創設者であるユーリ・ドルゴルキーによって建設され、そのままの姿を保っている。
Lori/Legion Media「ペレスラヴリ・ザレスキーの救世主変容大聖堂」は、モスクワに近い別の歴史ある教会。過小評価されているが、とても魅力的な白い教会だ。
Lori/Legion Mediaもっと迫力のある教会を見たいなら、ウラジーミル州に「生神女就寝大聖堂」がある。円柱6本、丸屋根5宇、また有名なイコン画家アンドレイ・ルブリョフのイコン画がある。5つ星。
Lori/Legion Mediaスモレンスク市(モスクワの西470キロ)には「聖ミハイル大天使教会」がある。何世紀も昔の外観は魂をゆさぶる。もっと読む:ロシアのイコンの特集>>>
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