ホグワーツへようこそ: おとぎ話のようなロシア南部ナルザンの温泉

 ロシアの温泉都市キスロヴォツクにあるナルザン水浴場の見事な建物は、まるでハリー・ポッターの映画に出てくる建物のようだ。

 ロシアの温泉都市キスロヴォツクにあるナルザン水浴場の見事な建物は、まるでハリー・ポッターの映画に出てくる建物のようだ。

ヴァディム・ラズモフ
 ロシアの温泉町ナルザンにある水浴場の建物は見事で、おとぎ話の世界に入り込んだかのようだ。
 キスロヴォツクはロシア南部の有名なリゾート都市だ。 19世紀以来、何世代にもわたるロシア人や観光客により、この街の新鮮な山の空気や年間300日もある晴天の日、湧き水などが愛されてきた。
 ナルザン水浴場の主な建物は、尖った塔、黒の化粧しっくいや螺旋階段で有名なホグワーツに似ている。
 ムーア様式のこの建物が建てられたのは1904年のことだ。 当時、2つの大型水泳プールと24の温泉浴場があった。
 この立地はランダムに選定されたわけではない。小さなナルザン湖がそこにあったのだ。
 建築家のA. クレピニンは4年間その建設に携わった。この建物は彼の生涯一の傑作だった。
 彼は、ムーア様式の大型で2階建てのスタイルが、この都市になじむと考えた。 上階は水治療法のため、地上階はナルザン水浴場と水泳プールにする予定だった。
 ナルザンの湧き水は、特別な貯水槽に流れこんだ。 賢明なことに、この建物は近くの泉よりも低い位置に立てられたため、重力を利用して水を引くことができた。
 ソ連時代には、この都市は人気のリゾートとなり、この建物は再建された。 さらに入浴場が増設された。 ナルザンは、ここキスロヴォツクで19世紀末以来ボトリングされてきたミネラルウォーターの人気ブランドの名前でもある。
 長年にわたり、レールモントフ、プーシキン、チェーホフやトルストイなど、数多くのロシア人作家がこの都市を訪れた。 さらに、ノーベル文学賞受賞者のアレクサンドル・ソルジェニーツィンはここキスロヴォツクで生まれた。もっと読む:ロマノフ家も所有した中世風の城>>>