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1901年、開業したエリセーエフ商店は、その高級でエキゾチックな商品でモスクワっ子を驚かせた。
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新しい食料品店の華やかさは、エリセーエフ商業帝国の力を具現化していた。モスクワ店は中心部のトヴェルスカヤ通りに位置する18世紀の歴史的な建物内。
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グリゴリーの祖父で元農奴のピョートルは、路上でオレンジを売る商売を1813年に始めた。//果物コーナー、1913年
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ピョートルは1820年代までにすでに、食料品店とワイナリーのネットワークを運営していた。//管理者事務所、1913年
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エリセーエフ商店にはポルトガル、スペイン、フランスから輸入されるワイン、またエキゾチックなフルーツと絶品のチーズが並び、ロシア貴族の間で不動のお気に入り店となっていた。
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ソ連時代、エリセーエフ商店は「食料品店No.1」に店名を変え、物不足時代には珍品中の珍品だったデリカテッセンを販売するようになった。飢えた1930年代、ソ連で唯一パイナップルを販売する店だった。//1930年代のトヴェルスカヤ通りの風景
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エリセーエフ商店は今日、グム百貨店と並ぶ、モスクワで最もステータスの高い歴史的な商業拠点の一つ。
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サンクトペテルブルクのエリセーエフ商店は1903年に開業した。モスクワ店開業からわずか2年のことである。
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こちらの食品売り場は優雅さを増していた。
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エリセエフ商店は、サンクトペテルブルク・ネフスキー大通りの荘厳な帝国様式の建物の一つに入った。
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豪華な品物を一目でも見ようと、多くの見物人が店に集まった。
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ボリシェビキが店を国有化した1917年、グリゴリー・エリセエフは事業を失う。フランス・パリに亡命し、そこで1949年に亡くなった。
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2012年に新装開店したサンクトペテルブルクのエリセエフ商店。20世紀初頭当時の美しさが意識されたインテリアになっている。
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