電気のないクリミアの星空

 ウクライナはクリミアに対し電力を供給しているが、これらの地域をつなぐ送電施設をウクライナの民族派活動家が爆破した11月21日、クリミアは真っ暗闇に包まれた。

 ウクライナはクリミアに対し電力を供給しているが、これらの地域をつなぐ送電施設をウクライナの民族派活動家が爆破した11月21日、クリミアは真っ暗闇に包まれた。

ヴィクトリア・ストゥピナ/free-marta.livejournal.com
 クリミアに住む200万人の住民は、2週間以上も電気のない生活を強いられた。電力供給が完全復旧したことを伝える政府発表が行われたのは、ようやく12月8日になってのことだった。
 写真家のヴィクトリア・ストゥピナ氏はクリミアに在住している。半島が停電になると、彼女はその機会を利用して一連の写真を撮影した。
 黒海に面しクリミア半島の南西部に位置するセヴァストポリは大都市なので、通常なら夜空の星を見ることができない。
 彼女は、予備用の発電器を使って最も重要なインフラストラクチャーが照らし出されている以外は真っ暗の都市の夜空を写真におさめる、またとない機会に遭遇したのだ。
追加の写真は、この写真家のブログで閲覧することができる。
 ほとんどの市や町では、学校や幼稚園が11月21日から12月の初めまで休みになった。セヴァストポリでは学校は休校にはならなかったが、始業時間が、外がより明るくなる遅い時間に変更された。
 ロシアの政府当局は昨年以来、クリミアへの電力供給が遮断される可能性に対し措置を講じていたのだが、実際には、ウクライナの送電線が突然かつ包括的に切断されるという事態への準備対策はできていなかったことが明らかになった。
 ロシアのエネルギー省は現在、クリミアの電力供給が完全に復旧されたことを報告した。公式声明によれば、12月8日モスクワ時間の午前11:30時点では、同半島はもはや停電状態にない。