旅行のスナップショット:モスクワ唯一のフランス様式庭園、クスコヴォ

モスクワ市東部の閑静な住宅街に囲まれた地区にクスコヴォ庭園と邸宅がある。その歴史はエリザヴェータ女帝(ピョートル大帝の娘)の治世であった1750年まで遡る。
モスクワ市東部の閑静な住宅街に囲まれた地区にクスコヴォ庭園と邸宅がある。その歴史はエリザヴェータ女帝(ピョートル大帝の娘)の治世であった1750年まで遡る。これはモスクワに唯一残存するフランス様式の庭園だ。その特徴は池、水路や橋によって構成される水力システム。
野外劇場。このような劇場は、18世紀のロシアで流行になった。支配階級と大衆がお互いに迷惑をかけることなく肩を並べて上演を楽しむことができた。
クスコヴォ庭園の東部には、グロット(洞窟)という建物もある。この手の建造物は当初、イタリアの庭園で16世紀末に建造された。その後間もなく、ロシアを含むヨーロッパの他の国々でも流行した。暑い夏場の休憩所としてデザインされたものだ。
イタリア館は1754年から1755年にかけて建造された。当初それは、小規模な王室の歓迎会用のものだった。ここで当時のヨーロッパの統治者たちが歓迎を受けた。イタリア館は後に珍品の博物館になった。
この地所でオランダ館に次いで最古の建造物は礼拝堂で、最も新しい建造物はその鐘楼である。
クスコヴォ庭園と地所は常に来訪者に公開されてきた。庭園の小道に沿って並ぶ樹齢何百年ものオークの木陰には、錬鉄のベンチが配置されている。この庭園にはカフェもあり、立ち寄って軽食を取ることもできる。
この庭園の独自のエルミタージュは南西部分に位置している。この庭園の他のパビリオンがそうであったように、18世紀のエルミタージュは客を歓待するのに使用された。この特定のパビリオンは小さな集会のためのものだった。一方で、2階では詮索する召使いの視線と耳を逃れて、プライベートで人に会うことができた。
この宮殿は、ピョートル・シェレメーチェフ伯爵の主な住居だった。夏季にヨーロッパの皇帝や国王を歓迎するために建てられた。舞踏会や多くの催し物がここで開催された。
この地所には、ピョートル・シェレメーチェフ伯爵やその前の時代に作られた数多くの大理石の塑像がちりばめられている。これらはすべてオリジナルの作品である。
大池では、晩秋まで水上自転車を楽しむことができる。庭園への入場料(約140円)の他に、1時間あたり1000円程度の料金を支払えば、水上自転車をレンタルすることができる。