氷上のプリンセス~ユリヤ・リプニツカヤ

ロシア発美人白書
フィギュアスケート女子シングルのユリヤ・ヴャチェスラヴォヴナ・リプニツカヤは、1998年6月15日、エカテリンブルク市で生まれた。
15歳にしてソチ冬季五輪フィギュアスケート団体戦で金メダルを獲得し、世界中にその名が知られることとなった。氷上のプリンセスと呼ばれている。
フィギュア愛の始まりは、母親に初めてリンクに連れて行ってもらった4歳の時。
エカテリンブルク市でフィギュアスケートを続けていたが、9歳の時、エテリ・トゥトベリゼ・コーチの目にとまり、モスクワに招待され、引っ越した。
生まれた時から体が非常にやわらかかった。神からの贈り物を無駄にすることはなかった。
11歳の時、すべての3回転ジャンプをマスターした。
困難な体勢でも物おじせずにこなす。その多くは経験豊かな選手にさえ簡単にできるものではない。完全に足を抱えたスピンは難しいエレメントだが、リプニツカヤは完璧にまわる。同じ世代の世界のスケーターでできる選手はほぼ不在。
毎日何時間にもおよぶ練習と性格の頑強さにより、いくつもの賞を獲得することができた。
2012年にジュニアチャンピオンになり、2014年にヨーロッパ選手権で優勝。
ソチ五輪でも団体戦で金メダルを獲得した。
成功や勝利で自分を見失ったり、スター病にかかったりすることはなかった。
ファンとは喜んで交流しているし、取材にもしっかりと応じている。功労スポーツマスターで、国際スケート連盟のランキングでは3位に位置している。
世界に実力を示し、世界の一流選手の一人であることを証明した。

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