ロシアの最高峰エルブルス山に登る

ロシア南部のエルブルス山(標高5,642メートル)は、ヨーロッパで最も高い山で、世界最高峰の登頂に挑戦する登山家たちが必ず目指す自然の目的地の一つである。

ロシア南部のエルブルス山(標高5,642メートル)は、ヨーロッパで最も高い山で、世界最高峰の登頂に挑戦する登山家たちが必ず目指す自然の目的地の一つである。

Alexey Zavodskiy
エルブルス山に到達するには、まずはナリチク(モスクワからは1,652 km)かミネラリヌイ・ヴォディ(モスクワから1,552 km)に向かう必要がある。両都市とも、プリールブルージーのリゾート地への乗り換え地となっている。ここまでは自動車、鉄道か飛行機で到達できる。
ここでは、スキー用ロープウェイで標高3,800メートルまで行くことができる。ロープウェイを使えば、登山客でなくてもエルブルス山の眺めを簡単に楽しむことができる。
エルブルス山の登山は、標高3,850メートルに位置するガラ・バシのロープウェイ駅から始まる。
しかし、実際にエルブルス山の登山に挑戦する前に、数日間を過ごして身体を高所に適応させることをお薦めする。
エルブルス山の初登頂は19世紀のことで、英国人とロシア人が率いる別々の探検家によって達成された。
ロープウェイを降りたら、あとは歩かなければならない。その道程には山小屋があり、登山家やハイカーに食事と宿泊場所を提供している。
だが、ハイカーは自分で夜を明かす場所を探す方を好むようだ。通常、彼らはテントで夜を明かす。
カフカース山脈は常に雪に包まれている。地元住民は、夏に雪が降っても驚かない。
興味深いことに、近隣のソチで開催された2014年冬季オリンピックに向けた聖火リレーの一環として、この象徴的な炎はエルブルス山にも運ばれて来た。
カフカース山脈は複数の国をまたいでいるところが特徴である。エルブルス山の頂上からは、グルジア、アルメニア、アゼルバイジャンとロシアがすべて見える。
頂上までは5時間以上かかる。しかし、カフカース山脈には登山の対象となる山々や断崖が数多くある。
山のきれいな空気や見事な眺めを満喫するのに加えて、山岳地帯は夜空の星を眺めに行くのにも最適だ。