ロシア最大のダイヤモンド生産企業アルロサ

アルロサ(ALROSA)は、世界のどの企業をも凌駕するダイヤモンドの原石を生産している。

アルロサ(ALROSA)は、世界のどの企業をも凌駕するダイヤモンドの原石を生産している。

Slava Stepanov / GELIO
アルロサ(ALROSA)は、世界のどの企業をも凌駕するダイヤモンドの原石を生産している。
同社は、ロシアにおけるダイヤモンド原石の97%を生産しており、世界の生産量においても約3分の1のシェアを誇っている。
2013年のJORC規定による同社の保有量と資源量は、9億7170万カラットにおよんだ。
同社の主な生産施設は、主に西ヤクーチアに集中している。
同社が世界の2大ダイヤモンド鉱床であるミールとウダーチナヤを発見したのもヤクーチアでのことだった。
ロシアの[ダイヤモンドの都」として知られるヤクーチアのミールヌイ市以外にも、アルロサには21カ所の開発中の鉱床がある。
同社はまた、アルハンゲリスク州とアフリカでもダイヤモンドを生産している。
同社は、さまざまな領域で4万人にも及ぶ専門家を雇用している。
アルローサの本社はミールヌイ市(ヤクーツクから1200キロ)にあり、同市の人口は3万5000人だが、そのうちの8割が同社の社員である。
深さ525メートル、直径1.2キロのミールヌイ採掘坑は、世界でも最大級の鉱業場で、オスタンキノ・テレビタワーがすっぽりと入ってしまう深さだ。
採掘坑は昼夜操業しており、週末でも休業することはない。唯一の休業日は元旦と「鉱員の日」だけである。
作業員はシフト制で働いている。作業の流れを乱さないために、7時間のシフトが3つ導入された。
同社のヤクーチア鉱業場で生産されているダイヤモンドはすべて、ミールヌイの選別センターに送られる。
ここでダイヤモンドは計量、鑑定され、サイズ別に分類され、その後カットされる。

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