エドゥアルド・ガウが描いた冬宮殿

冬宮殿は、18〜20世紀の間にロシア皇帝の冬季の王宮として使われていた。サンクトペテルブルグの都心にあるこの王宮は現在、エルミタージュ美術館の一部である。 / ロシア皇后、マリア・アレクサンドロヴナの赤の間

冬宮殿は、18〜20世紀の間にロシア皇帝の冬季の王宮として使われていた。サンクトペテルブルグの都心にあるこの王宮は現在、エルミタージュ美術館の一部である。 / ロシア皇后、マリア・アレクサンドロヴナの赤の間

Eduard Gau
ロシア・バロック様式のこの宮殿は、フランチェスコ・バルトロメオ・ラストレッリにより1754年〜1762年の間に建設された。ロシア・バロックは、エリザヴェータ・ペトロヴナ皇帝が好んだ様式であり、ロココ調の内装を取り入れている。 / コンサート・ホール
ロシア人画家、エドゥアルド・ガウは水彩画で豪華絢爛な宮殿を描いた。 / 大広間
ニコライ一世に命じられたガウは1850年代より冬宮殿の内部の様子を水彩画で描き始めた。 / 1812年戦争の間、第五室
エドゥアルド・ペトローヴィチ・ガウ
(1807〜1887年)は水彩で建築物を描く巨匠だった。彼の芸術的な水彩画は写真の様に精密である。  / 化粧室
1850年代に、エドゥアルド・ガウはニコライ一世の命令を受け、ツァールスコエ・セロー、ペテルゴフと冬宮殿の内部を水彩画で描いた。ガウは1860年代と1870年代のアレクサンドル2世在位中、サンクトペテルブルグのニコラエフスキー宮殿、ミハイロフスキー宮殿とモスクワのクレムリン宮殿(モスクワでのロシア皇帝の王宮)も描いた。 / マリア・フョードロヴナの書斎
ガウの水彩画によって描かれた冬宮殿は、1762年から1904年までロシア皇帝の冬季の王宮として使われていた。/  アレクサンドルの間
ニコライ2世(ロシア最後の皇帝)は1904年に王宮をツァールスコエ・セローにあるアレクサンドロフスキー宮殿(サンクトペテルブルグから25キロのところにあるプーシキン市近郊)に移した。 / 皇女達のゴシック様式のサロン
1915年10月から1917年11月までの間、冬宮殿は病院として使われていた。更に、1917年6月〜11月の間宮殿には、同年2月に皇帝を退位させた臨時政府が置かれていた。1918年10月、臨時政府は倒され、ソビエト連邦時代が始まった。 / ロココ調のキューピッドのサロン
1920年1月、国立革命博物館がオープンした。1941年までの間、冬宮殿には革命博物館とエルミタージュ美術館があった。 / 紋章の間
今では世界中の観光客が冬宮殿とエルミタージュ美術館を訪れ、ロシア有数の観光スポットである。/ マリア・アレクサンドロヴナ(ザクセン=コーブルク=ゴータ公妃)の私室
マリア・アレクサンドロヴナ(ザクセン=コーブルク=ゴータ公妃)の私室
アレクサンドル二世の図書室
アレクサンドラ・フョードロヴナ (ニコライ2世皇后)の寝室
アレクサンドラ・フョードロヴナ (ニコライ2世皇后)の化粧室
アレクサンドラ・フョードロヴナ (ニコライ2世皇后)の白のサロン
1812年戦争の間、第一室
マリア・アレクサンドロヴナ(ザクセン=コーブルク=ゴータ公妃)の書斎
マリア・アレクサンドロヴナ(ザクセン=コーブルク=ゴータ公妃)の寝室
マリア・ニコラエヴナ (ニコライ2世皇女)の書斎