未来のモスクワ地下鉄

ラメンキ駅//ラメンキ駅の設計テーマは、この地区の歴史から発想を得ている。緑を背景とする木々のシルエットは、この地域にかつて存在していた樫の森を彷彿とさせるものだ。利用客の安全を確保するために、プラットフォームの端と線路の間にはガラス製のスライド型ドアが設置される。/予定開業日:2015年

ラメンキ駅//ラメンキ駅の設計テーマは、この地区の歴史から発想を得ている。緑を背景とする木々のシルエットは、この地域にかつて存在していた樫の森を彷彿とさせるものだ。利用客の安全を確保するために、プラットフォームの端と線路の間にはガラス製のスライド型ドアが設置される。/予定開業日:2015年

stroi.mos.ru
新規開設駅トップ10
スパルタク駅//現在建設中のこの地下鉄駅は、スパルタク・スタジアムのすぐ隣りに位置する。44,000万人の収容能力を有するこのスタジアムは、2018年には FIFA ワールドカップの主な会場の一つになる。この駅は、同名の有名なサッカーチームにちなんで命名された。FC スパルタク・モスクワがロシアで最強のチームと称されるのにはそれなりの理由がある。このチームはソ連時代に優勝回数が12回、ロシア連邦になってからは9回あり、そのほかにロシア・カップの優勝が3回、そして欧州クラブの二大トーナメント(チャンピオンズリーグおよび UEFAカップ)で準決勝にまで進んでいる。/開業予定日:2014年
Troparevo//ソコーリニチェスカヤ線(通称「赤い線」)をトロパリョーボまで拡張することで、近隣駅のユーゴ・ザパドナヤ駅の利用客数を半分に軽減できることが見込まれている。その出口のひとつは、モスクワ市民が好む憩いの場となっているトロパリョフスキー森林公園に面している。この駅は、モスクワのトロパリョーボ・ニクーリノ地区からその名を得ている。かつてこの場所は村だったが、この地域の名前はその中にある村の地主の名前にちなんでつけられた。/2014年に開業予定
フォンヴィージンスカヤ駅//この駅の名前は、18世紀のエカチェリーナ2世の治世に活躍した作家・戯曲作家のデニス・フォンヴィージンにちなんでいる。彼は著名な喜劇『ネドロスリ』(「親がかり」の意)の作者だ。/2014年に開業予定
コシノ・ウフトムスカヤ駅//新しいコシノ・ウフトムスカヤの地下鉄駅は、建設地となるコシノ・ウフトムスキー地区にちなんで名付けられた。この場所には、コシノというモスクワ地方で最も古い村のひとつがあった。 一説によれば、「コシノ」という名前は、ロシア語で格子縞を意味する「コサ」に由来するが、これはこの地域の3つの湖、チョールノエ、ベーロエ、そしてスヴャトーエ(それぞれ黒、白、神聖の意)が形成する長い砂堆のためだ。 ここはまた、将来ロシア皇帝となるピョートル大帝が航行の腕を磨いた場所でもある。/2015年に開業予定
セリゲルスカヤ駅//この駅は、ドイツ・ナチス軍に対してソビエト軍が展開したセリゲ湖におけるモスクワの戦いの勇敢な活躍を記念して名付けられた。/予定開業日: 2015年。
ロモノソフスキー・プロスペクト駅//この駅の設計には、厳密な科学を象徴する一連の数字が交差するグラフィック要素が採用されるとともに、この駅の近隣のモスクワ国立大学との関連と、ロモノソフの科学的業績をも反映するものだ。ミハイル・ロモノソフは、ロシア人として世界に初めて名を知らしめた科学者、博物学者、百科事典執筆者、化学者、物理学者である。モスクワ大学の構想を練ったのは彼であるが、後にこれを記念して同大学の名称に彼の名前が採用された。/予定開業日: 2015年
ネクラソフカ駅//この駅はかつての灌漑用地(リュベレツキエ用地)に位置しているため、建築家たちはこの土地の生態系を駅のデザインに盛り込んだ。ネクラソフカ駅はモスクワ南東の行政区にある同名の地区に建てられる。この村は19世紀末以来ネクラソフカと呼ばれているが、その名称はこの土地の地主、イーゴリ・ネクラソフカに由来する。彼はモスクワで紅茶を商い、食堂を所有していた商人だった。  20世紀初頭になると、モスクワ市政府は灌漑用地を造設するため、ネクラソフカ氏から土地を買収した。さらにその後、ここにはリュベレツキー通気施設が建てられた。/2015年に開業
アヴィアモトールナヤ駅//この駅の内装は、モスクワの古き工業地区のテーマを反映している。アヴィアモトールナヤ駅の名前は、文字通り「航空用モーター駅」であるが、これは、その由来となった通りにちなんでつけられたもの。当初、この通りは「衆聖人居留地第一通り」(衆聖人修道院を記念してつけられた)と呼ばれていたが、後に「第一シニチキナヤ通り」(この辺りを流れるシニチカ川にちなんでつけられた)として知られるようになった。1930年には、時代を先駆ける航空エンジンの開発が行われる中央航空モーター開発研究所がこの通りに建てられた。その後、この通りはアヴィアモトールナヤに改名された。/予定開業日:2016年。
ヴォルホンカ駅//プーシキン美術館に近隣しているため、建築家たちはこの駅のプロジェクトを展示室形式にすることにした。ホールは、同美術館所蔵品の彫刻の正確な模型や絵画の写しによって装飾される。この駅の名称は、モスクワで最も古い通りのひとつに由来している。18世紀末以来、ヴォルコンスキー公爵家の私財とヴォルホンカの酒場がこの通りにあった。/開業は2018年

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