ブリヤートの画家ゾリクト・ドルジエフ

ブリヤートの文化は、アーティスト、ゾリクト・ドルジエフと彼の『ステップのニルヴァーナ』作品群が示すように、エキゾチックで独特なものだ。その中で、ゾリクトは各種の技法を用いて、古来から現代まで伝わる遊牧文化の主要な影響を、現代的なイメージに表現している。/ 『サッカー』、2013年。キャンバスに油彩
米国ニューヨークのチベットハウスは、著名なロシア人画家兼彫刻家のゾリクト・ドルジエフ氏による作品『ステップのニルヴァーナ』を、12月18日から27日にかけて展示する。/ 『眠りの精』、2011年。キャンバスにアクリル絵の具、フォイル、緑青
ドルジエフ氏の絵画『ニルヴァーナ 3s』は、12月16日に米国チベットハウス主催の2013年慈善オークションの一環としてクリスティーズで売りに出された注目の品でもあった。/ 『ニルヴァーナ 3s』、2012年。キャンバスにアクリル絵の具および混合の媒材
ゾリクト・ドルジエフは、自身のブリヤート文化の遺産をたたえる、本能的で活力に満ちた作品で有名だ。/ 『春の季節』、2012年。キャンバスに油彩
モンゴルとの国境に面しているロシア領のウラン・ウデ地方で生まれたドルジエフは、クラスノヤルスク国立芸術院を優秀な成績で卒業した。/ 『おおぐま座』、2013年。キャンバスに混合の媒材、布地、合金
シベリア出身の有名な何人ものアーティストたちと共に腕を磨きあげた後の2005年以来、彼の作品はハンハラエフ・ギャラリーによって独占的に展示されている。『ステップのニルヴァーナ』は、ドルジエフの最新作のコレクションで、2011年から2013年にかけて製作された。/ 『秋』、2012年。キャンバスに油彩
彼はロンドン、サンクトペテルブルク、モスクワのほか、ルクセンブルク、ストラスブール、ブリュッセル、香港や台湾のギャラリーでも展示会が開かれている。/ 『乙女座』、2013年。キャンバスに混合の媒材、布地、合金
ドルジエフの絵画、デッサンや彫刻は、ロシアの数々の美術館で常設展示されているほか、米国、ロシア、英国、ヨーロッパおよびアジアの私的コレクションにも含められている。/ 『音楽』、2009年。キャンバスに油彩
1987年にダライラマの要請によって設立されたニューヨークの米国チベットハウスは、チベットの文化的遺産を常設の拠点を通じて保存、修復、展示するための非営利教育機関である。/ 『冬』、2012年。キャンバスに油彩
このアーティストの故国であるブリヤート共和国はシベリア南部に位置し、近くにはバイカル湖とロシア・モンゴルの国境がある。 それは、シベリアで最大の民族グループを構成するブリヤート人の祖国だ。/ 『対抗』、2012年。キャンバスに油彩
20世紀以前のブリヤート人は遊牧民族だった。彼らは狩猟を行い、果てしなく続くステップに張られたユルト(ゲル)を住居とした。現代のブリヤート人は、ブリヤート共和国の首都であるウランウデのような都市に住んでいる。ゾリクトはそこで1976年に生まれた。/ 『時に逆らって』、2012年。キャンバスに油彩