ロシアのシンボル・トップ10を選ぶ全国規模の投票を行なったロシア10マルチメディア・プロジェクトの結果が発表された。この企画の目的は、豊かな文化遺産 と豊富な自然を兼ね備えた素晴らしい国、ロシアのイメージアップを図ることだ。//「チェチェンのハート」モスクとコロムナのクレムリンが当選した事は、この2者をめぐるスキャンダルにより、結果の正式発表以前に注目を浴びることとなった。ロシア最大のモスクであるアフマド・カディロフ・モスクはグロズヌイにあり、正式には「チェチェンのハート」という名前がついている。
Lori/Legion Media予備審査には国の優れた建築物や文化財のみならず、自然遺産など700件が含まれていた。投票の結果、この中から80件が二次審査に通過した。//第二ラウンドの集計ではコロムナのクレムリンが、長い間一位を保ち続け、「チェチェンのハート」を上回った。
Lori/Legion Media1951年に設立されたロシア木造建築屋外博物館では、美しい自然のなか、6キロに渡り教会、屋敷、小屋、風車、水車、鍛冶屋、納屋、鐘楼やバーニャなどが並ぶ。
Lori/Legion Mediaプスコフのクレムリンはロシアのプスコフ市にある古い城塞だ。城塞は中世時代のもので、その周囲をめぐる壁は1400年代後半に建てられ始めた。
Lori/Legion Mediaバイカル湖は、世界の他の水域では見られない数千種類の鳥、動物、植物、魚や微生物が生息する生態系だ。湖は気まぐれで天気は変わりやすいが、年間日 照時間においてバイカル地域は、カリフォルニアに次ぐ。ここは、ユネスコ世界遺産にも登録されている。
Lori/Legion Mediaニジニ・ノヴゴロドのクレムリン(16世紀)は、創建当時、最も技術的に進んでいる要塞の一つだった。現在は行政の建物、教会、そして軍事博物館がある。街の一部は丘にあり、どこからでも、見事な絶景を眺めることができる。
PhotoXpress至聖三者聖セルギイ大修道院は、ロシアで最も重要な修道院であり、ロシア正教会の精神的核でもある。修道院はモスクワからヤ ロスラブリに向かう道をモスクワの北東へ70キロ程度行ったところにある、セルギエフ・ポサードの町にあり、現在300人以上の僧侶が住んでいる。
Lori/Legion Mediaロストフ(ロストフ・ヴェリーキー)のクレムリンは1600年代に、府主教イオアンによりネロ湖(ヤロスラブリ州)のほとりに建てられた。宮殿、教会や塔の 複合体であり、スパソ・ヤコヴレフスキー修道院とアブラーム修道院の間に建てられた。ロストフ・ヴェリーキーのクレムリンは現在博物館になっている。
Lori/Legion Media「ロシアのベルサイユ」とも呼ばれるペテルゴフは、サンクトペテルブルク近郊に位置する。18~19世紀にかけ て、ロシア皇帝の夏の離宮だった。宮殿とその周辺は、ユネスコの世界遺産に登録されている。
Lori/Legion Mediaママイの丘(クルガン)は昔、軍事地形図に高さ102.0メートルと記された無名の丘だったが、第二次世界大戦のスターリングラード攻防戦で、前線の防御線の要となった。1942年の終わりにここで、ソ連軍とドイツ軍との間に激烈な戦いが 繰り広げられた。
Lori/Legion Mediaこのような企画は、ロシア初の試みではない。3次審査まであったロシアの7不思議コンテストは、2007年10月1日から翌年 2月1日まで開催され、その時も投票はインターネットやSMSメッセージで行なわれた。//カムチャッカ半島を訪れる際、見逃せないのは、圧巻の間欠泉の谷である。ゲイゼル渓谷はクロノツキー自然保護区の一部であり、蒸気、水や泥を噴き出す200以上の間欠泉がある。
Lori/Legion Mediaコーカサス諸国自然生物圏保護区は、コーカサス山脈の一部を含み、それぞれ標高5000m以上あり、万年雪に覆われたエルブル ス山とカズベク山がある。ヨーロッパ最高の標高を誇るエルブルス山は、世界各地の登山家にとって大変魅力的だ。
Lori/Legion Mediaヤクーチア(サハ共和国)の広大な領土の面積は、ヨーロッパ全部を合わせた面積に匹敵する。その中で最も目を引くのは、2012年にユネスコの世界遺産に登録されたレナ岩柱である。
Lori/Legion Media中央塔を囲む教会で構成された聖ワシリイ大聖堂(正式名称は堀の生神女庇護大聖堂)は16世紀半ばに完成されて以来、統一権力の象徴だ。
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