世界的に有名なホーリー祭

数千人の若者が8月最後の31日、ウラジオストク市にあるトカレフスキー砂州のビーチに集結。多彩な絵の具を塗りあったり、かけあったりする、世界的に有名なホーリー祭が初めてここで行われた。
祭りの開始2時間前には、すでに参加希望者の長い行列ができていた。
大切なガジェットをしっかりとしまい込みながら、汚れてもいい服装で訪れた若者たちは、異なる色の絵の具の入った袋を手に持って待っていた。
会場に突入した若者たちは、さっそく色のついた「粉」を互いに猛烈にかけあった。”汚れず”に済んだ人は一人もいなかった。
ウラジオストク・ホーリー祭の主催者であるデニス・シャロフさんによると、インドの粉絵の具数百キログラム以外にも、グワッシュ数十リットルが用意されたという。
会場ではトランポリン、ツイスター、ダンスのフラッシュモブなど、さまざまな「インタラクティブ」な活動が行われた。希望者の誰もが、水鉄砲やペットボトルに絵の具や普通の水を入れて、使用することができた。
パワーがあり余った若者は、服のまま海に飛び込み、絵の具を洗い流して再び”汚れた”。
参加者の多くが学校に通う青少年だ。
ダニールさん、14歳。「友だちに呼ばれて来た。夏休みの最終日で何もすることがなかったから。こんな風に絵の具をかぶれることなんてめったにないから、服をもったいないとは思わないし、すごく楽しめた。今はどうやって家に帰ろうか悩んでる。他の人みたいに多分バスを使うだろうけど」。
ナタリヤさん、19歳。「インターネットでお祭りがあることを知って、おもしろいイベントだなって思った。汚れてもいい服で着たけど、洗えば落ちるって話。子供時代を思い出した」。
ウラジスラフさん、18歳。「このテのイベントに参加したのは3回目。今回は友だちと来て、念のために保護マスクを持ってきた。自分でもグラフィティをやってて、絵を描いている」。
ヴラドさん、18歳。「僕はボランティア。当初から主催者の手伝いをしてきた。絵の具をかぶる気はなくて、今日は通りで芸術活動をするつもりだったけど、ここでは汚れないわけにはいかないとわかった。途中から、絵の具だらけで詩を読みに行くのも悪くないと思った」。
お祭りがフィナーレを迎えると、色とりどりの若者たちが、さまざまな色の風船を空に飛ばした。ホーリー祭は「エモーション」グループのファイヤー・ショーで閉幕した。