ロシアのプリマ、ディアナ・ヴィシニョーワ

ディアナ・ヴィシニョーワは1976年7月13日、レニングラードの化学者と技術者の家庭に生まれた。6歳の時にピオネール会館の舞踏芸術サークルで活動を始め、1987年にA.Y.ワガノワ・バレエ・アカデミーに入る。
1994年にローザンヌ国際バレエ・コンクールで金賞とグランプリを同時受賞。以降この快挙を成し遂げているコンクール参加者はいない。
1995年にアカデミーを卒業し、マリインスキー劇場バレエ団に入団。1996年からはソリストに。ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の功労芸術家、オリガ・チェンチコワとも練習した。
2002年にロイヤル・オペラ・ハウスで「ドン・キホーテ」のキトリの役でデビュー。その後マリインスキー劇場バレエ団の一員として、メトロポリタン歌劇場の舞台で「ラ・バヤデール」、「ドン・キホーテ」、「ルビー」を踊る。
2008年に新しい3部作「ディアナ・ヴィシニョーワ:動く美」の公演をアメリカで行う。このプロジェクトの主導者兼プロデューサーは、「アルダニ・アーティスツ」社のセルゲイ・ダニリャン社長。
2010年にロシア、アメリカ、日本で活動する文化・慈善団体「ディアナ・ヴィシニョーワ基金」を創設。
2013年2月17日、ローザンヌでモーリス・ベジャールの伝説的な「ボレロ」を踊った。ロシアの招待バレリーナがモーリス・ベジャールのバレエ団と公演したのは、マイヤ・プリセツカヤ以来四半世紀ぶり。

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