ボロフスク市のフレスコ画

カルーガ州ボロフスク市は、鉄道キエフ線「バラバノヴォ」駅近くにある。標準的な田舎町だ。一つの例外を除けば・・・

カルーガ州ボロフスク市は、鉄道キエフ線「バラバノヴォ」駅近くにある。標準的な田舎町だ。一つの例外を除けば・・・

Artem Mochalov, mochaloff.ru
ボロフスク球儀はバスの窓から見ても気づく。フレスコ画には、印、雨どいから水がたまったバケツ、プーシキン、追いかける豚、詩、修道士、さまざまな人物など、詳細な絵や文字が描かれている。球儀のわきに描かれたフレスコ画配置図はいわばガイドだ。球儀が描かれている家は、四方の外壁にフレスコ画がある。
画家ウラジーミル・オフチンニコフ氏は、「同時進行の街」プロジェクトで、2002年から建物の壁に過去や現在の絵を描いている。この絵は建築、人、できごと、住人の生活に息吹を与えている。ロシアの歴史に足跡を残した、有名なボロフスクっ子たちだ。
しっかりと閉ざされた窓も、オフチンニコフ氏の筆によって開け放たれる。これらの追憶のイラストには、オフチンニコフ氏の心を正確に伝える、妻エリヴィラ・チャスチコワ氏の詩も書かれている。
二人は10年以上前に図書館の読書室で知り合い、その後モスクワからボロフスクに引っ越して、夫婦生活と創作生活を始めた。
現時点でこの街には、100枚の壁画がある。ガスパイプに沿って歩く少女、老女と雨どいのそばの水がたまったバケツ、鍵のかかった扉を叩く裸の少年、大きなキュウリを手に持った男・・・
「タイムス」紙を読む窓際の老人、ベンチに座るツィオルコフスキー・・・誰もが「同時進行の」ボロフスクの住人だ。これらの人々と出会うこともある。
独学の画家オフチンニコフ氏は、5年半で100枚描いた。壁画のテーマはチャスチコワ氏と選ぶ。
商業施設の壁には、100年前の商店街が描かれている。また、消防士のパレードもある。通りの家の建物にはポレジャエフ兄弟とその妻たちが。建物に昔の風景の絵を描くというのは、とてもおもしろいアイデアだ。
ボロフスクの街を歩くと楽しい。この街に愛されていることを感じ、そして思わず愛したくなってしまうのだ。