鍛冶屋のセルゲイ・キリロフの家:建築の傑作

鍛冶屋のセルゲイ・キリロフの家はモスクワの東1000キロ、スヴェルドロフスク州の時代遅れのクナール村にある。1980年代後半以来、建物はロシア全土で知られるようになった。
建物は自分と家族の住居として鍛冶屋のセルゲイ・キリロフにより、1954年から1967年の間に建設された。 1999年、全国のアマチュアの木造建築のコンテストの一環として、彼の家はロシアで最高のものであると認定された。
古いロシアの塔室の設計に基づき、キリロフは派手なオーナメント、おとぎ話のシンボル、ソ連プロパガンダのイメージや子供のアートで家を飾り、非常に装飾が凝った家を作った。
職人自身は2005年に亡くなり、現在は彼の妻、リディア・ハリトノヴナ一人が住んでいる。彼女は80歳を超えているため、家を維持するのは困難である。
当初は、セルゲイ·キリロフこのような素晴らしいリフォームをするつもりはなかった。家が非常に古かったため、何年も前、彼は窓を修理せざるおえなかった。一度始めたら、キリロフは亡くなるまさに前日まで、作業をやめることができなかった。
セルゲイ·キリロフはまともな教育を受けたこともなかったが、彼は独学で勉強した。第二次世界大戦後、この過疎化した村で他に働き口がなかったため、彼は鍛冶屋になった。
この有名な家は、広告に頻繁に利用されるが、リディア・ハリトノヴナはその金銭的恩恵を受けたことはなかった。家の改修工事の彼女の依頼に応じた唯一の組織は、エカテリンブルクのイコンとアンティーク博物館だった。博物館の従業員は無料でこのユニークな家を修理した。
誰でもキリロフ家の庭に入ることができる。門には、扉を開く特別なボタンがある。今まで何年もの間、何かが壊されたり盗まれたりしたことはなかった。
彼が現役の頃、セルゲイ・キリロフはクナールの村で唯一の鍛冶屋だった。彼は地元の人々ほとんど全てを助け、今でも皆が親しみをもって彼のことを思い出す。
この最高の村の鍛冶屋の最後の仕事は、自身の埋葬記念碑だった。鉄で造られた花束は、巨匠であった職人の内面の世界を反映している。彼の有名な家のように、記念碑も、世界をより明るく優しい場所にするという同じ究極の目的を達成している。