「ヤロスラヴリ州の特徴かつ主な競争優位性は、経済の多様性。中央ロシア最大となる、1100ラックのデータセンターが当州にある。ハイテク製薬業界もほぼゼロから立ち上げられた。また、新たな機械建造分野の工場も開設された」。
日本の重機・建機メーカー「コマツ」は、 日本国外では最大の工場をヤロスラヴリ州に建設。事業は順調で、 対ロシア経済制裁の条件のもと、 同社製品の需要がロシアの国内市場で高まった。 資金規模から外国企業が参加するプロジェクトとして最も大型なの は、中国の国内発電量第2位の国営電力会社「華電」 と共同で建設した、「華電・テニノ熱電併給発電所」。 アメリカの複合企業「ゼネラル・エレクトリック(GE)」 とロシアの合弁会社であるガスタービン工場も、 2014年にヤロスラヴリ州で開業した。
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