日本とロシアの諺:窮鳥懐に入る

正しくは、「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」で、中国の『顔氏家訓』にある。もし、窮地に陥った者が助けを求めてきたら、どんな理由があっても助けてあげるべきだという意味だ。

画像提供:スヴェトラーナ・ゴンチャローワ

 とはいえ、実際に猟師が助けてくれるかどうかは保証の限りではなく(たぶん、そんなお人よしの猟師はいまい)、ロシアでこれにぴったりはまる諺は思い浮かばない。

 しかし、鳥にしてみれば、「溺れる者は藁をも掴む」という状況だったのだろう。こちらは、各国に同様の諺がある。ロシアでは、「Утопающий хватается за соломинку.」。英語にも「A drowing man will catch at a straw.」とそっくりそのままのがある。由来ははっきりしないが、それくらい普遍的な、誰にも分かる状況だということだろう。

 

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