日本とロシアの諺:余計なお世話

ロシアの諺でこれに近いのは、「熊の親切」(медвежья услуга)。これはもともとラ・フォンテーヌの寓話が起源で、それをロシアの寓話作家イワン・クルイロフが「隠者と熊」(1808)として翻案し、ロシアで有名になった。

画像提供:スヴェトラーナ・ゴンチャローワ

 隠者と熊は、ロシアでは、ラドネジの聖セルギイや、聖セラフィム・サロフスキーなどの故事に見るように、よくある組み合わせだが、この寓話では悲劇に終わった。

 熊が、友達である隠者の顔にとまったハエをつぶそうとして、力余って、隠者を殴り殺してしまったのである。熊としては、純粋に良かれと思ってやったことだったのだが…。

 

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