日本とロシアの諺:身の程を知れ

ロシアの諺でこれに近いのは、「あらゆるコオロギは、自分の居場所(ペチカの炉口前の小台)を弁えよ」(Каждый сверчок знай свой шесток.)。つまり、自分の分際を弁えよ、出すぎたまねをするな、ということ。

画像提供:スヴェトラーナ・ゴンチャローワ

 なぜコオロギかというと、コオロギが農家のペチカで鳴いているのは、その家がうまく行っていることを示す。ペチカが壊れていたり、火を焚く薪もなかったりすれば、コオロギは死んでしまうから。

 しかし、こういう豊かな家庭のシンボルであるコオロギも、所詮はコオロギにすぎないというわけだ。

 

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