日本とロシアの諺:「楽あれば苦あり」

画像提供:スヴェトラーナ・ゴンチャローワ/ジャパンハウス

 「そりで滑るのが好きなら、そり運びも好きになれ」(любишь кататься - люби и саночки возить)

  日本でこれに相当するのは、「楽あれば苦あり」、「まかぬ種は生えぬ」。

  英語なら、「No pain, no gain」(「No gain without pain」)。

  いずれも、「苦労なくしては利益はない」、「苦は楽の種」ということで、意味は明らかだが、苦労せずに楽をしたい、幸福にありつきたいのが人情というもの。

 その手の民話は、ロシアにも日本にもごまんとある。たとえば、怠け者が何もせずに王女と結婚し、不細工がイケメンになり、ついには王様になってしまう『カマスの命令』。「こんなのアリ?」というくらいのタナボタにあってみたいものですね。

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