宇宙で迎える新年

ライフ
ロシア・ビヨンド
宇宙でもオリビエサラダとスパークリングワインを味わえるのか?新年ツリーと、大統領の祝辞はどうする?

 まずは、主役のスパークリングワインから始めよう。1995年にたった1度だけ、国際宇宙ステーションでスパークリングワインが開封されたことがある。しかし、たちまち泡になって辺り一面に漂ってしまう結果になったため、2度と試みられることは無かった。

 宇宙ステーションでオリビエサラダを作るのは可能だが、困難でもある。多くの具材を使用するこのサラダはパックに入れておかないと、具材がバラバラに飛び散ってしまう。通常、宇宙飛行士はチューブ入りの食品と、缶詰の桃やミカンを食べる。

 毎年、新年を迎える前に人工のクリスマスツリーと、家族から宇宙飛行士宛のプレゼントが宇宙ステーションに届けられる。

 ちなみに、宇宙ステーションでは実に16回も新年を祝うことが可能だ。宇宙ステーションは1日に16回、地球を周回するからだ。

 1月1日は、宇宙飛行士も休日である。宇宙ステーションでも、皆が思い思いに元日を過ごすのだ。

最も興味深いコンテンツを見逃さないでおきたい方は、さまざまなプラットフォームでロシア・ビヨンドの情報を入手していただけます: