ロシアへの小包の送り方 –– 2023年度版

ライフ
ソフィア・ポリャコワ
 近年の地政学的な情勢のため、ロシアへの物品輸送は停止されている。しかし、こんな状況でも、手助けしてくれるいくつかの業者がある。

 2022年2月以前は、ロシア向けの小包や手紙は国営郵便やDHL、FedEx、UPSなどの国際輸送物流会社を使って送ることができた。しかし、残念ながらこれらのサービスは今ではすべて停止されている。とはいえ、他に新たな方法が出てきている。

ロシアに配送してくれる業者

 ここに紹介するリストはすべてではないかも知れないが、これまでに見つけることができたのがこれらの業者だ。

 ボックスベリー社のBXB

 ボックスベリーは最近国際業務を始めたロシアの配送会社である。しかし、小包に入れて遅れるものは通販で購入したものに限られる。そのため、自家製ジャムや手編みのセーターを送ることはできない。BXBを使えば、アメリカ、ドイツ、インド、トルコからロシアに送ることができる。たとえば、2キロの重さの荷物をアメリカ(ニュージャージー州の倉庫)からモスクワに送ると輸送日数は16〜22日で、料金は約40ドル。

CDEK

 書類を送るのに便利なのはCDEK。CDEKは種類配送に特化した配送業者である。

CDEKは、アメリカ、イギリス、ポルトガル、スペイン、フィンランド、イタリア、アゼルバイジャン、グルジア、ウズベキスタン、トルコ、UAE、ベトナム、イスラエル、ポーランド、フランス、中国、ドイツ、韓国に事業展開している。

 以下に紹介する業者は、自前で配送業務を行っておらず、他社のサービスを利用して物品を送ってくれる。

Time Saving Machine

 このロシアの収集サービスを行う業者は輸送業務を行ってはいないが、世界中で最適な業者を利用し、必要なら複数の業者を使って配送してくれる。この業者は、書類、物品、手紙、どんなものでも配送すると謳っている。TSMはロシアを含む241カ国で事業を展開している。

TrustExpress            

 どの場合でも、配送料金は発着場所、重量、受け取り方法(指定受け取り場所あるいは個別配送)、配送貨物の価値などによって決まる。料金は各々の配送ごとに計算される。

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