パヴェル・ドゥロフのよりよく生きるための15のルール ―結局は1人で生きた方がいいのか?!

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 Tik Tokやネットフリックスの執拗な泥から理性を守り、孤独を選ぶ。ロシアのザッカーバーグから学べることとは?

 ロシア版フェイスブックである「フ・コンタクチェ」やインスタントメッセージアプリ「テレグラム」の創設者であるパヴェル・ドゥロフ氏は、これまでにもなんどもハイテク分野、競争、検閲、市場の独占、米国の裁判などについて自身の見解を述べてきた。しかしそれ以外にも、人生においてもっとも大事なことは何なのか、どうすれば人生を無駄にせずに生きられるのか、どのような人物と人生を歩むべきなのか、そして幸せとはなんなのか、どこで幸せを探すのかなどという問題についても持論を展開している。36歳の億万長者がインタビューに応じることはほぼないが、独自の「人生のルール」については、1年に数回、必ず、ソーシャルネットワークで公表している。ロシア・ビヨンドは、誰もが何かを学びとることができるドゥロフ氏の発言を集めた。 

1. 直感を信じる

 「重鎮の理性的な」意見に耳を傾けるのは、時間を浪費である。自分がこれをなすべきだと思ったときには、先輩や重鎮の意見は無視すること。

 

2. コミュニケーションは過大評価されすぎ

 1人で過ごす時間は1週間誰かと会話するよりも建設的なものである。

 

3. すべてはスピーディーに行うことができる

 「フ・コンタクチェ」の最初のバージョンは2006年に1ヶ月で作り上げた。そしてすぐに広がっていった。意見が分かれるところだが、仕事はスピーディに質よく行われるか、だらだらと低質なものになるかのどちらかだ。

 

4. ほとんどの人が実生活の出来事でないもので心を満たそうとするのは不幸なことである

 実生活の出来事は世界を変えることを可能にする。しかし人々はネットフリックスのドラマやTik Tokの動画で心を満たそうとしている。わたしたちの脳は、深層レベルで、現実からフィクションを語ることはできない。つまり、飽和するデジタルエンターテインメントはわたしたちの潜在意識の中で、存在しない問題の解決に頭を使わせる。創造的かつ建設的であるためには、まず、毎日のように溢れ出す「レコメンダシステム」の執拗な泥から心を守ることである。想像上の自由を取り戻すには、自身の心のコントロールを取り戻すことである。

 

5. わたしがこれまで話をした中年の男性風のすべての若者は、人生のほとんどの時間を1人で過ごしてきた                                     

 これは睡眠、食事、行動などにおいて誰かのモデルに左右されない生き方をした結果かもしれない。あるいは不健康な社会規範に依存しない人々は私生活においても独立しているという相関関係なのかもしれない。

6. あなたが所有するものが、最後にはあなたを所有することになる 

7. 誰かを100%信用してはならない。

 誰かをどれだけ信頼できるかや何年その人を知っているかということには意味がない。枢要な問題は自分でコントロールすべきである。

                      

8. 食べ過ぎない

 人は、太りすぎると実際の年齢より老けて見える。また多くの病気に原因にもなる。わたしは1日に2回(朝の6時と夕方6時)または1日に1回しか食事をとらない。間食もしない。1日に3回以上食事をするというのは悪習慣でしかない。     

 

9. 早い年齢で裕福になったのは幸運だった                                    

 わたしが22歳のとき、銀行の口座には100万ドル入っていた。25歳で1,000万ドル、28歳で1億ドルになった。しかしこれがわたしを幸せにした訳ではない。

 

10.  大企業は大々的なマーケティングで我々をうまく騙す 

 大企業のそのマーケティングは人々に、すべての問題を解決するためにはもっと彼らの商品を買わなければならないと思わせるのである。たとえば、肥満の人にはジムやサプリメントの宣伝を浴びせる。しかし、体重を落とすのに重要なのは、新しい靴を買ったり、プロテインを飲んだりするのではなく、食べる量を減らすことなのである。

 

11. ソーシャルネットワーク上の友人は2010年以降に現れたもの

 必要な人物はすでにかなり前からメッセンジャーにいる。古くなってしまったソーシャルネットワーク上の友人リストを維持するのは意味のないことであり、また時間もかかる。誰かのニュースを読むのは脳を汚す行為でしかない。

 

12.  強固な支持者は全体の10%いれば十分である

 10%の強固な支持者が入れば、残りの90%の人々を自分の味方に変えることができる。何かを確信している人というのは10%もおらず、5%、2%、あるいは0.1%かもしれない。しかし成功を信じる気持ちとその考えに対する確信に揺るぎがなければ、誰も反論できなくなる。相手が非常に多い人物であっても、1人の人間の信念が残りの人たちの考えを変えることだってできるのである。たとえばあなたの信念も。 

13. カレンダーの祝日はイデオロギーや消費刺激を植え付けるツールである

 役人も、伝統も、社会も、人がいつ働き、いつ休み、何を祝い、誰とどうやって祝うかを命じる権利は持っていない。

14. わたしが「フ・コンタクチェ」の保有株式を売却したのは、それにより正しい決定を下せなくなるからである

 わたしはまったく後悔していない。人々の個人情報を守るためにはそれが必要だったし、もしかするとさらに多くのことが必要だったかもしれない。2013年12月以降、保有株はない。しかしもっと重要なものが残った。自分が守りたいと思う清い良心や理想である。

 

15. 妥協はあらゆる選択肢の中で最悪のものである

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