ロシア防衛省は4月初旬、北朝鮮国境近くの町ウスリースクにロシア初のロフト形式の兵舎を作った。
この兵舎は120年前に建てられた歴史的な兵舎を赤レンガで改修したもの。「必要最小限」なものにすることをコンセプトに作られており、外観もかなり質素である。
「この兵舎を完成させた軍の建設部隊は、以前の外観を残して改修することにした。これはこの部隊の歴史に対する敬意を表する象徴である」。軍事科学アカデミーのワジム・コジュリン教授はこのロフト式兵舎の建設についてこのように語っている。
建物は最新の安全と快適さの基準を満たしており、最大200人まで収容出来る。
またここには都会のロフトスタイルの住宅にあるようなラウンジルームがあるわけではないが、ここには、ベッド、引き出し、トレーニンジムや読書やテレビが見れるリラクゼーションルームなど、兵士が必要なものがすべて揃っている。
コジュリン教授は、「この兵舎の建設は全国の報道各社に注目されている。軍隊のイメージを向上させてくれるものである。おそらく今後もさらに多くの軍隊の興味深い目新しいグッズや建築物を目にすることになるだろう」と付け加えている。
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