プーチン大統領が秋田県知事に贈ったネコのミールが自宅隔離

Igor Belyaev/TASS
 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が2012年の2月に秋田県の佐竹敬久知事に贈ったシベリア猫のミールが、コロナウイルス感染の危険があるとして、自宅隔離された。佐竹知事がタス通信に対し、明らかにした。

 知事は「アメリカで家で飼われているネコが新型コロナウイルスに感染したことが確認されたことを知り、非常に心配になった。そこで念のため、ミールを家族以外とは接触させないことにした。人間や動物を苦しめるウイルスの感染が広まる今のような状況が早く終息するよう強く願っている」と述べた

 さらに知事は次のように続けた。「ミールがわたしたちの家族の一員になってもう8年が過ぎた。ミールは食欲旺盛で、強くて、明るく、おとなしい性格の持ち主。我が家にいる他の6匹のネコとも非常に仲良くやっている。ミールはわたしにとって特別な存在であり、ミールの顔を見ると本当に癒される」。

 このネコのミールは2011年の東日本大震災の被災地支援の謝意を込めて、プーチン大統領に秋田犬の「ゆめ」を贈った“お返し”として、知事に贈られた。

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